SNSで客寄せできるのに、そもそものぼりの存在意義は?

By | 2019年9月12日

デジタル全盛の時代、のぼりなんてなくてもという人もいます。

しかしのぼりには他では代用できない多様性があり、歴史的な側面でも存在意義を知ることができます。

■神社幟でさえコミュニケーションの道具に!?

そもそものぼりというのは、戦国の世では敵と味方の区別をするために用いられ、神社に納められていたのぼり(神社幟)にも、時の権力を誇示してその力を指し示すアイデンティティとしての役割がありました。

そのように考えるとのぼりは今も昔も広告塔としての役割を一貫して果たしてきたといえます。

話が少しそれますが、江戸時代に暗躍した隠密やお庭番という役割の人物は、それぞれ神社の幟旗をみて出入りの可否を確かめていたとされています。

のぼりが目印の役割を果たし、意思疎通の掲示板となっていたことは歴史的な書物にも度々描かれています。

■のぼりが有している多様性とその便利さ。

現代においてののぼりは、ある意味ではアイデンティフィケーションの道具となり、店やイベントの広告塔の役割を果たしています。

のぼりの効果に対して懐疑的になってしまう人もいますが、のぼりほど安価で手早く取揃えられるツールはありません。

また店頭や会場の周辺に賑わい・活気をもたらす販促物として考えても、SNSなどでこれを代用することはできません。

※街に賑わいをもたらすのぼり⇒【https://www.minyu-net.com/news/iwakifc/FM20191004-421041.php(みんゆうnetに飛びます)】

■のぼりがデジタル全盛の今日においても重宝されているのには、安価で手早く揃えられるなどの理由があるからです。

ポスターやチラシは広範囲に宣伝するツールとしては適していますが、店頭やイベント会場にペタペタと貼り付けても、のぼりと同様の働きをしてくれるわけではありません。

SNSが店頭や会場の賑わいを表現してくれるわけでもありません。

のぼり独特の存在感や機能が、いまなお多くの支持を集めているのです。